京都 キッチン リフォーム

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キッチン収納

 京都はリノベーションやリフォームの案件が多いので、今回はキッチンのリフォームについて話していきたい。今回のリフォームに関しての情報として、キッチンメーカーの既製品を使用して、ローコストでデザイン性を損なわない工夫や、使い勝手を考えたキッチンの配置など、少しの工夫でキッチン周りが豊かにする方法を共有します。


はじめにキッチン本体について。既製品のキッチンメーカーはハイグレードから、ローグレードまで取り揃えているメーカーや、高級路線のメーカー、お手頃な価格帯でデザイン重視のメーカーなど、キッチンメーカーの数だけで沢山あるので、その項目分けからしていきたい。


また予算に余裕があり、自身のイメージに合う商品がない場合は、オーダーメイド(特注)で作る事も可能性の一つだと思われる。キッチンをオーダーメイドで作ると聞くと、すごくお金が必要なイメージを持たれる方もいると思います。しかし、既製品以下の値段で作る事も可能です。なぜそのような事が可能かというと、要はキッチンの内容で、価格が決まります。もちろん、既製品と同じ材料と同じ機能、同じ形態であれば、既製品の方が安くなる事が多いでしょう。しかし、既製品でよくある事なのですが、ここまでの機能の内容は必要ないとか、ここまでの仕様は求めていないなどの事は良くあります。そのような事が沢山ある場合は、オーダーメイドのキッチンの方が安くなります。


オーダーメイドの良さは、自身の理想を形にする事が出来るので、料理が好きな方や、デザインにこだわりや、設計した内容の空間に合うキッチンとしたい方には良いと思います。


さて既製品のメーカーに話を戻して、キッチンメーカーの分類わけをしていきましょう。

・幅広い商品ラインナップがある、キッチン大手メーカー。

リクシル:低価格で、商品ラインナップやサイズバリエーションが豊富。
タカラスタンダード:耐久性の高い総ステンレスの商品が魅力。
クリナップ:コストパフォーマンスが良く、低価格な商品ラインナップが魅力。
パナソニック:機能やアイディア性に優れ、リフォームに優れたサイズ展開。

この4社が住宅のシステムキッチン販売で75%のシェアがあります。


・日本を代表する、高級キッチンメーカー。

トーヨーキッチン: キッチンを中心に空間を提案する、ハイブランド。

その他にも、オーダー出来るキッチンメーカーや、海外の優れた最先端なキッチンメーカーは存在する。


ではキッチンをどのように配置するか、どのような空間にするのかを考えてみたい。今回はコストパフォーマンスの良く、日本国内のシェア上位にあたる、4社(リクシル、タカラスタンダード、クリナップ、パナソニック)を使用して、ローコストではあるがデザイン性を高める工夫としての紹介をしていく。


この物件は、キッチンのスペースを4畳半とり、キッチンの部屋として確立しつつ、対面キッチンとしてダイニングと繋がるが、リビングとは柔らかく繋がっており、開放的に繫がる事のないように、建築的に操作をしている。キッチンの配置としては、L型キッチンを配置し、中央にアイランド型の作業台(写真ではまだ設置されていない)を設置する事で、数人での調理を楽しめる、家族が集える工夫を施している。またキッチンの反対側は、壁一面が大容量の収納スペースとなっている。そして、写真にチラリと写り込んでいる、椅子が見えると思うが、ここは書斎スペースとして使っており、家事の合間にちょっとした調べ物や書物が行えるスペースとして、キッチンの直ぐそばにあると便利であり、リビング、ダイニングとも接しているので、ちょっとした作業を行えるワークスペースは、暮らしを豊かにしてくれる。


キッチンスペース
キッチンワークスペース




次の物件は、アイランド型のキッチンとリビング、ダイニングが一体となっている。キッチンは大手キッチンメーカーのローコストの壁付けキッチンを使用している。アイランドキッチンは、壁付けキッチンと比べると費用は高く。予算配分でキッチン本体に予算を掛けられない時に使用する事が多い。キッチンの前面側に大工さんに簡単な、前面パネルを作って頂き、それに合わせて壁付けキッチンを配置する。そしてキッチンの反対側の壁面には、可動棚を設置して、生活感をあえてインテリアとする方法で露出させる、お皿や調理器具にこだわりがある方であれば、この方法を使えば室内の空間がより豊かになる。


アイランドキッチン
アイランドキッチン収納




今回は、この二物件の設置例を紹介したが、キッチンスペースを考えはじめると、奥の深さに気付かされる。調理する事は人間の暮らしや生活にとって、重要なピースとなるので、その人のライフスタイルに合わせる事で、より豊かな暮らしが実現出来ると思う。 今後も定期的に参考写真を使って紹介して行きたいと思う。


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