
昨日で大学と専門学校の授業が一段落で、前期の終了が目の前になってきた。専門学校では一年生の授業を担当している為に、前期の授業始まりの学生の表情と、夏休み前の表情では、まるで違う事に驚きを感じる。
少しずつであるがスキルを身につけて、設計の事に興味を持ち始めている。これからまだまだ勉強する事が大切なのだが、この時期になると講師という立場に疲れは感じるものの、良かったなと振り返る事が出来るのも良い。
大学の方は、作品の総合合評が今月末に行われるので、その日に学生たちがどれくらいの仕上がりで、創造性豊かな作品を見られる事も楽しみの一つである。

非常勤講師は夏休み期間の学校での業務は無いので、本業の設計の仕事にどっぷり浸かる期間となる。蓬莱の民具館のプロジェクトで、研究者番号を取った事をきっかけに、今後は、科研費を取れる研究をしてみたいと考えている。
今、構想している内容としては三つほどあり、「島田島の古民家を利用した集落の研究」、「京都の路地が地域に与える影響と今後の活用方法の研究」、「振興地域と里山地域をアートで繋ぐ街づくりの研究」。
まだどれも詳細を詰められていなく、表題などは変わると思われるものの、島田島・あじき路地・仰木の地域、と私と関係が深い地域をテーたとした研究をして行きたいと考えている。