
私が学生時代だった、15年前から続く話である。私が学生だった頃、下宿先から大学へ向かう通学路に、住宅であろうこの建物の建設が始まった。当時この場所は、新興住宅地域と里山の境界であることから、雑木林で特に何もない場所であった、しかし最近では大学運営の学生マンションが建てられたり、カフェが出来たりと少しずつであるが、新しい街並みと変わりつつある。最近、非常勤講師として母校に伺う機会が出来、この道を通ると、15年間ずっと工事途中で止まっているこの建物が存在していた、学生時代から工事が止まった様子は伺えたものの、一時中断や再利用をするだろうと、気にも止めなかったのだが、15年間も同じ状態で止まっているのを見ると、非常に気になり始めた。
なぜこの状態が続くのか?など現状が知りたく、情報を調べるようになった。いろいろと調べた後に、所有者であろう方にアポイントを取ることに決めた。このような状態になってしまっているという事は、何かしらの問題がある事が予想されるので、返事が来る事はないだろうなぁと思い、諦めかけているが、非常に気になる物件である。



今のこの状態の建物でも、芸術大学が近くにあるこの場所で、何か出来る事はないだろうかと、この通りを通る度に考えてしまう。 些細な情報でもあれば連絡を頂きたい。
滋賀県の湖西には、潜在的な魅力がある場所が沢山あると私は感じており、どのような形になるか今はまだわからないが、地域の為の活動が出来ればと考えている。