
これから家を建てる方にとって、土地探しの地盤については気になる内容だと思う。日本は地震が多い事もあって、災害対策についての水準が高い事は頼もしいものである。それらの意識がより高くなり、新居を計画中の方々に少しでも有益な情報を提供出来ればと思い数回に分けて投稿して行きたいと思います。
地盤について、何となく良い方がいいとの事は認識できているが、その良し悪しについては明確に理解されていない方に一読頂きたいです。
震度とマグニチュード
ニュースや新聞、ネットなどで震度やマグニチュードという用語が出てくるが、意味や違いについて確認しておきたい。マグニチュードとは、地震そのものの大きさを表す単位です。しかし発生した場所と感じ取る場所の距離によって、揺れの大きさは変わります。

1995年1月17日 阪神・淡路大震災:Mj7.3、兵庫県淡路島北部沖の明石海峡の深さ16kmを震源地として、最大震度7。
2018年6月18日 大阪北部地震:Mj6.1、大阪府高槻市の深さ13kmを震源地として、最大震度6弱。
記憶に新しいこの二つの地震を比べると、地震の大きさは阪神・淡路大震災の方が大きかった覚えがあるでしょう。それはマグニチュードが1増えると、地震エネルギーが32倍となる為です。

次に震度についてです。震度とは、地震が発生した時に私たちが生活している場所での揺れの大きさを表します。日本では気象庁が10段階(0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7)に分けたものを使用しています。

震度階級 (気象庁)