今後、伸びる産業によって

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これから伸びる産業によって

 これから伸びる産業によって、建築家という職業の50年後を考えてみたい。これから伸びる産業は山ほどあるが、建築家と繋げて展開して考えてみた。

AIについて

 AIというと、かなり幅の広い用語となってしまう為に、ここでは情報を収集して処理する事についてのAIを述べる。これからは住居内での人間の生活情報収集、データ化が進むと思われる。現にグーグルホームやアマゾンエコーはその例で、ありとあらゆる生活者の情報をIT企業が持つようになる。その情報があれば、建築家なしの建築の時代が到来すると良く耳にするが、果たして生活のイノベーションを求めるクライアントに対して、従来の生活習慣のデータから作られる住まいは、その要望に応える事は可能なのだろうか?

芸術家

過去に住宅建築とは何かと、「住宅論」篠原一男が芸術と住宅について述べられていたが、AI産業が伸びる事で、また建築家は芸術への方向に向かわざるを得ない。この考えに至るまでの私は、最近の一部の建築業界を見て感じていた事なのだが、デザイン大喜利をしている様にしか思えなかった。しかし、その価値は他作品との差異や建築家のキャラクター性が、社会的に一層要求される世の中となって来たのだと思い始めた。

AI

機能的・合理的・検討量など、どれをとってもAIの情報処理能力には勝てない。このAIを使ってハウスメーカーや設計施工の工務店が、AIの提案の中からコーディネートを行い基本設計が進められて行く、実施設計や施工に関しても3Dプリンターが建設業界の主流となり、人がモノを造らない時代となる為、建築家以外の一般の人がAIの提案を選択するだけで、基本設計から竣工まで一通りこなせるようになる。

このような流れの理由から、建築家という職が残っているのであれば芸術への方向に向かうと述べた。残っているのであればだが。

それは別の話にはなるが、私は建築家という内容も時代と共に変わりつつあって、今後、建築家がどのように変容して、どのように社会でのポジションを取るのかが楽しみだ。 次回はこの変わりつつある建築家像について述べていきたい。

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