建築家の仕事

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建築家の仕事

 建築家という仕事について考えると、不効率の事が沢山ある。その事を手掛かりにして、新しい建築家の仕事を提案してみたい。下積みを含め15年程この業界で仕事をしており、建築家の仕事を見てきました。スター建築家でもない限り、この建築家にお願いすると決まるまでが長い。その選定の材料はある敷地にどのような建物が建てられるかを示す提案書を作る。その提案書はその時限りになってしまう。

その提案内容をマップサイトの土地ごとにデータをアップロードして行くことで、空地にどの様な建物が建てる事が出来るかを他者と共有する。その内容があれば、その内容をそのまま建てる事も出来るので、その設計者の広告にもなる。一つの作業を転用する事もこれからの仕事には必要なのかもしれない。

建築家の仕事

転用という言葉で建築家の仕事についてのアイディアが浮かんだので述べてみる。現在の量産住宅は街を形成する力、影響力は大きい。そんな量産住宅と建築家の仕事を繋げてみたい。今も建築家が量産住宅を設計して、話題となっている規格は沢山ある。無印の家はその代表的な例だと思う。量産住宅の為に計画する事はコストや施工などの事を考えてもこのやり方は効率が良いと思うが、その逆のパターンもあっても良いのではないだろうか。建築家がクライアントの為だけに、設計するのは従来の業務の流れだが、竣工後に設計図面を共有して、別の敷地に同じ建物を建てられる事の出来るサービスがあれば、今より少しは街並みが良くなるはずである。現在、ASJなどの建築家ネットワークを構築出来ている会社は、設計の共有や仕事の転用をキーワードにすれば新しい建築家の仕事を創出できるだろう。(今ある仕事の山を取り合うのではなく、新しい仕事の山を創ること。)

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