
建築設計事務所をあじき路地で行っています。あじき路地は京都の東山区にある、若手作家や芸術家が集い、職住一体の生活をしており、休日にはお店を開いており路地を訪れる買い物客も多い。そしてこの路地は京都の原風景を表していると良く言われ、テレビの撮影やドラマの撮影が引っ切り無しに行われている。あじき路地 >>
そのようなこの路地での生活ですが、人との繋がりが増えたと感じている。事務所作業をしていても、別の地で事務所を構えているとその作業に没頭するだけだったが、作業中に誰かしら事務所を覗きに来る。作業が進まないと最初は感じていたが、私の仕事の大半はアイディアを考える時間が仕事のウエイトを占めているので、来所者との話の中で違った視点が産まれて作業が進むケースも良くある。人との繋がりもこれまでは同年代や同業種が多かったが、他業種や幅広い年代の方や、ご近所の作家や芸術家のお客さんやお知り合いを紹介して頂くなどして、人との繋がりが増えていく。 京都は狭いと言われるが、初めてお会いした方が知り合いの知り合いだったりする事もあり、沢山のご縁を感じてこの路地での生活をしている。