敷地のあり方

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敷地のあり方

 天気の良い日が続き、桜も散りつつある街に出る事も楽しく、用事も無く散歩するのも、この季節だからだろうか。添付の写真は、東山区にある八百屋さんの店構えで、この辺りの住人にとっては、よく知るお店の一つである。京都には珍しく歩道が大きい街道で、六波羅蜜寺へと続く。この店は天気の良い日のみ開店しており、住民を招き入れるかのように、歩道の半分が店内となっている。新しい町並みでは、なかなか見ることが出来ない営業スタイルで、近隣とコミュニケーションが取れているからこそ出来るのだと思う。都心の街並みでこのようなことをすると、必ず苦情が増えて営業が続かないはずである、どちらにしても法律的に解釈する事は出来ないが、このようなお店が一つあるだけで、街の雰囲気はガラリと変わる、この八百屋さんが閉店している時の、この場の寂しさは比べ物にならない。
このような町並みを横目に、春の訪れで賑わう京都を楽しむ。

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