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建築家との家づくりの上で必要なこと2


お金に関する話

お金に関する話
ハンス・ホルバイン 「大使たち」

 何をするにしても、必ずついて来るこの問題。普段の生活の金銭感覚では、0の数が違うので、普段の金銭感覚と同じ目線で家づくりを考えてしまうと、物事が進みにくくなります。予算を決めてその予算のトータルで判断していく事が一つのポイントでしょう。ドアの取手一つにしても普段の感覚だと高いと思われる人は必ずいます。安く安くと選択していくのは大いに構いません、しかしどこで予算を使うのか、どこに予算を使えば効果的なのか、お金をかけると大きく差が出るポイントはどこなのかを意識する必要があります。どの物件も予算は必ず決まっていますので、その予算に対する最大の効果を求めましょう。

予算の決定について、最近ではファイナンシャルプランナーなど予算を組み立てる上で、サポートして頂けるサービスなどあります。将来の事はわかりませんが、一般的な人生設計に当て嵌めてそのクライアントが住まいに掛けられるお金の算出をして頂けます。あくまでも一般的な人生設計の場合です。予算を考えるきっかけにもなりえるので、お知り合い方が居るのであれば、相談するのもいいかもしれません。もしくは直接銀行さんでの相談も良いかもしれません。借り入れ金額を把握してから、住まい探しするとスムーズです。
自分自身の理想の暮らしを構想し、その実現の為に優先順位を決め柔軟に取捨選択する事、頑固にならず視野を広げる事が必要になってきます。

 ここでは、お金の配分について述べます。下のグラフは、トータル金額を4000万円にしたお金の配分です。大半が土地と建築工事費になっているのがわかります。よく聞くのが建築家に依頼すると、設計料は高いとの事ですが、この表でわかるように、このケースでは5.75%です。この数字からわかるようにそれ程高くない、またこの金額以上に設計作業の量は膨大で、お得を感じて頂けるに違いありません。金額の話だけで言うとこの様な話になりますが、建築家にしか出来ない事があるからの依頼である訳で、住まいは何でも良いと考える方は、そもそも依頼どころか選択肢に入って来ないのでしょう。

 建築工事費に関してですが、建築家に依頼する場合は木造で70万円/坪~は最低必要になって来る例が多いと思います。例外としてローコストの場合は、もっと安く作ることは可能ですし、その建築家によっては嫌な顔せずに業務に取り組んで頂けるでしょう。この金額だから出来ないとなる事は無く、この金額の場合はここを諦めましょうなどの話し合いが必要になってきます。もちろん予算はあればある程よいです。そのクライアントの要望を叶える為の設計が可能になってきます。
問題になるのが、予算が少ないが諦める部分が少ないケースです。こだわりは多く持っていても構いません、安く抑える事が可能な部分を持っていれば、要望を叶えられる事も大いにあります。


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